エピソード
裏庭同士が、フェンスで
分けられた家は
病院の社宅だった。
お互いの玄関は、遠いけれど
裏庭を、通しては
一番近い、ご近所さん。
長い間空き家だったその家に
お引越しの気配。
ある日、若い男性が、庭にいて
私と目があった。
「引っ越していらした方ですか?
それとも、業者の方ですか?」
「あ!今度住みますxx病院の医者です。妻は、出産の為に実家に、帰っています。こちらに来たらご挨拶します」
暫くして、モデルのように綺麗なママが3歳の(当時)娘と、生まれたばかりの男女の双子を連れて引っ越してきました。
ママの実家は、遠く、
細くスラリとしたママは、前と後に
赤ちゃんを、3歳の娘を手に
奮闘の日々が始まりました。
私は、ただただ応援と拍手を
送るだけでした。
でも、私にとっては
楽しい、楽しい3年でした。
その家族とのエピソードの一つ
ある日フェンス越しに
「まこさーん」
まだ、高価だったシャインマスカットの大きな房をRちゃんが、見せました。
「もらったの、まこさんに上げる」
「すごーい!そんなにはいらないわ」
Rちゃんは、家に入り
数粒を、そっとフェンスから
差し入れてくれました。
まだまだ、お話しますね。
子供は、すてき。
あんまり良いお天気なので、
バスで、小一時間の初めての
小さなパン屋さんまで
行ってきました。
普段あまり行かない場所‥
楽しいお出かけになりました。
どこにでも
小さな幸せは、あると思います。
見つけて、楽しみましょう
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