ログ・キャビン
ビーのチャレンジキルトの
テーマ
この時は「ログ・キャビン」
1997年制作
キルトとは全く関係の無い
飛行機の話
飛行機には、数え切れない程乗りました。
ある時、ドバイ辺りでしょうか。
アメリカに帰るため
ラウンジにいました。
トイレに立つと、入り口に女の人が、立っていました。
私が手を洗っていると、
小さな女の子が、ブースから出てきて私の横で、手を洗い始めました。
「こんにちわ。あの方は、お母さん?」
「いえ、あの人は、召使い。家族で来ているんだけどね。アナタ何クラス?」
「ビジネスですが…」
「そう。私達はファーストよ」
そのまま、彼女には会わず
アメリカに着きました。
エコノミーから、一人の女の人が、あたふたと、ビジネスエリアを通り過ぎていきました。あのトイレの入り口の人。
ファースト・クラスに消えました。
ファーストは、ファーストに降りて行きますから、急いでいたのでしょう。
私達も、入国ゲートに向かい、スムーズに入国しました。
ふと横をみると、アラブの7〜8人の人が、留め置かれているのが、目に入りました。あの家族でした。
ほんのちょっぴり優越感を感じたのは
私の狭い、小さな心でした。
お金では、どうにもならない事もあるのです。
美しい茶筅、製作中だとか。
美しいものは、製作中から美しい。
三度(みたび)の雪。
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