kobutayabutaのブログ

アメリカで、ギルド、ビーに10年参加。

カッティング

仕事部屋のエアコンが、壊れたので

エアコン不要な日だけ

早朝布遊び。

今は、キルティングメインですから、

朝は、カッティング。

2~1.5インチ巾の布を、「糸巻き」の型紙で、切っています。

この巾の布は、殆どが、アメリカの友人達が、切ったもの。

私は、当てもなく布を切りませんから😋


薄い色、濃い色、それぞれ400組くらい切ります。

でも、380枚程で、終了にします。

何故なら、縫い進んで行くと、

どんな色を、加えたいか、

どんな色を、加えたくないかが、

判ってきますので、10~20%は、

その時のために残しておくのです。

布を、無駄にしないためにね😜


カリフォルニアの家には、ヤードを挟んでドイツ圏スイス人家族もいました。

二人の姉妹は、娘と同年齢で、学校では、「第2外国語としての英語」クラスが、同じで、3人で、良く遊んでいました。ママが、3人お揃いのワンピースを買って来てくれ、金髪2人、黒髪一人は、まるで三姉妹のようでした。

その内、ママは、お腹が、大きくなり

「お産の時は、宜しくね」と言われました。



ある朝、お姉ちゃんのフローニンが、我が家のドアをノック。

赤ちゃん程の大きなみつ編みパン(ママの手作り)を持って

「ママは、赤ちゃんが、産まれるので、病院に行ったの。今日は、一日、私を預かって」

「リタは?」

「リタは、別の友達の家に行ったの」

妹のリタ(Rira)は、私がRの発音が、できない、私の名前も言えないと、

敬遠したのかなあ。

リタは、何度も、何度も、自分の唇を、わたしの唇に近づけ「ルルルルリタ」

と言いましたよ。

一生懸命、教えてくれたのにね。

私の言う「リダ」は、自分の名前ではないと言うのです。

「リタ、コム」会いたいな。


ママは、夕方、産まれたての男の子ウルフを連れて、フローニンを、迎えに来ました。

アメリカでは、出産は、病気ではなく、

その日か、翌日には帰宅するんですよ。


ヨルダンのファリダは、

「帰ってきたから、見に来ない」と、連絡して来て、産まれたての赤ちゃんを、ヒョイと、私に渡し、美味しいタルキッシュコーヒーを、入れてくれました。

「割礼」を知ったのも、この時でした。

フレデリック・フォーサイスの小説が、好きで、病室では、良くよみましたが、

そこに出てくる言葉で、本当には、理解出来ていなかった。

本当に「世界は、不思議と未知に満ちている」