ジェーン・ワーグナー2
ジェーンの残したもの、もう1つ。
クリスマス柄の布をイチインチに切り、ミシンで、繋いで1ヤード程にしたもの。
菱形の部分が、それ。
クリスマスのベビーキルト、二枚、仕上げました。
私が、知り合ったのは、ジェーンが68歳の頃でしょうか?
やがて、ジェーンは、癌に冒され、我が家にランチパーティーに訪れた時、仲良しのリネッタが、「ジェーン、悪いの。ホステスさん、ちょっと気をつけてね」と、耳打ちしました。
それからしばらくして、入院。時々、娘が、ビーを訪ね、経過報告をしました。
「もう、施術は、終わったの。来週、ケアホームに移るの。好きなCDやキルトの本、いくらか持っていく?って、聞いたら、何もいらない。私は、ケアホームに長居するつもりはないから。って」
私は、勿論、みんなにとって、ジェーンは、在る意味「指針」でした。
それから、彼女は、口からの一切を拒否し、ケアホームに行くこともなく、逝ってしまいました。
私達は、小さなお別れ会を開きました。
ある人は、真っ赤なスーツで、リネッタは、ジーパンで、参加。
「形式の嫌いなジェーンだから」と。
暫くして、娘が大きなケースを3つ持って来て、私達は、それぞれが、形見を頂きました。
私は、生前の彼女から、沢山頂いていたので、少しの布と、彼女が、世界を回ってコレクトした、お皿を少し頂きました。
ジェーン、また、あちらで、沢山お喋りしましょうね。皮肉やさんのジェーンは、ちょっと手強いけれど❤️
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