kobutayabutaのブログ

アメリカで、ギルド、ビーに10年参加。

Kansas-rose又は、Long-hexagon2

カンザスローズの変形。

スクラップです。

私の英語勉強。

初めての海外滞在が、決まった時、夫は、お向かいのアメリカ人の大学教授のこじんまりした英語教室で学び初め、私にも勧めました。

でも、私は、当地で、利害関係の生じる仕事に就く予定もなく、当地に、行けば、回り全員、英語の先生なのだからと、日本の学校教育レベルの英語力で、出発しました。

着いた所は、イギリスのケンブリッジ。

ロンドンから、電車で、一時間程の小さな大学町。町のなかは、殆ど歩いて回れます。

夫が、仕事に出かけると、私は、空いた時間は、博物館に良く行きましたし、町を歩き回り、飽きると、バスに乗り、郊外の知らない町に行きました。帰りのルートと時間だけ、しっかり運転手さんに、聞いて。

何足かの靴を、はき潰すという経験は、人生で、この時だけです。

私は、言葉の全く判らないサンクス・ペテルブルグでも、バスに乗りましたし、パリの地下鉄、ローマのバス…

何処に行っても、地元の人の暮らしかたが、私の暮らしかたと、思っていました。

夕方になると、近くの公園で、夫の帰りを待ちながら、私の英語勉強が、始まります。

ベンチに座るおばあさんの横で、あれこれお喋りをするのです。

おばあさんは、公園で、サッカープレイをする孫を見るため、編み物を持って公園にやって来ます。

でも、公園は、野球場程あり、孫を判明は、出来ません。

だから、おばあさんにとっても、私は、お喋りするのに、好都合。

その上、イギリス人にとっては、変な英語を直してあげるのは、誇りでもあるのです。

例えば、私が「クィーン・エリザベス」と言うと「どなたの事ですか?もしかして、クィーン・イーリザベスの事?スペルを、しっかり読んで。エリザベスなんて書いてないでしょ」

スペルを読むという事を、教えられました。

随分経った後、ビーメンバーに「Bonny」がいました、みんなはどう聞いても「バニー」と呼んでいましたが、私がそう言うと「バンニーでしょ」。