kobutayabutaのブログ

アメリカで、ギルド、ビーに10年参加。

思い出

38.度

余りの暑さに

シニア大学「藤原家の歴史」をキャンセルした。


チクチクしながら

思い出あれこれ……

昔、メキシコの観光地

コズメルアイランドに

家族で行った。


海が、本当にきれいで

鮮やかな色とりどりの魚が

泳いでいた。

私は、泳げないので

海を覗くように見ていた。


暫くすると、

海から上がった主人と息子が、

一緒に行こうと誘った。

セイフティ・ジャケットを着て

両手を、二人と繋ぎ、海に入った

それは、それは美しい光景でした。


私の両手は、二人に繋がれていましたが、

片方は、ずっとしっかりギュッと握られ、

片方は、私の状態により

そっと離されたり、ギュッとしたり…

二人の愛情を、感じた。


後に

二人にその話をすると

「へぇー、僕はどっちだった?」

と、二人。

無意識の行動だったのでしょう。


感謝してますよ。

あの美しい光景

魚になった気分。


当時、高校生だった息子は

「お父さん、お母さんが、日本に帰る時、お父さんの車と、僕をこの島に置いて行ってくれない?と言った。

今は、息子も、しっかり働き

3人の息子のお父さんをしています。


もう一つ

93歳で亡くなった義母。

「風邪かしら」と病院に行き、一週間で逝った。

「風邪だから、来なくて良いよ」と言っていた義母が、会いたいと言っていると

電車に乗った。


「足が重くて痛いの」

私は、義母の言うまま

太ももをさすった。

「おばあちゃん、嫌だったら言って、止めるから」

「気持ち良いわ。ありがとう」

暫くして、義母は、寝入った。

義兄が、「家に荷物をおいてゆっくりしていて」

義姉の車で義母の家についた途端

義兄から電話で「母さん、逝った」


私にとっては、夫の母。

でも、3人兄弟の末っ子の嫁の私は

一番、迷惑をかけ、一番愛された。

娘以上に。(娘は、いなかったけれど)


義兄は「まこさんを、待っていたんだよ。ありがとう」って

深々と、頭を下げた。

私こそ、私こそありがとうございました。



遠い昔の話を

何故か、思い出す

そして、人は、不安な時

誰かの温かい手が、

どんなに嬉しく

安心をもたらすかを

改めて、思った。

暑い一日。


今日も一枚半


夕ご飯

ほんのりピンクのごはんは

赤梅酢入り、

美味しゅうございました。