人は…
私は、たった一度、本当に無くなってしまいたいと思った事がある。
たった一度。
家に籠った。
何にもしなかった。
3ヶ月。
どうしても、行かなければならない所があり、3ヶ月ぶりに、外出をした。
3ヶ月前、立派に建っていた小学校の木造の講堂が、跡形も無くなり、更地の上に、次の新しい鉄筋の講堂のための
下準備が、始まっていた。
講堂が、建て替えられるのは、知っていた。
でも、たった3ヶ月の間に起こった変化に、私は茫然と佇んでいた。
「何なのだ!この時間の流れは。」
そして、私は悟った。
人は生き、死に。
新しい命が、生まれ、生き、また、死んでいく。
ものは、作られ、
壊され、または、壊れ、
新しいモノが、作られる。
「私は、死んでる場合じゃない。
自ら死を選ばなくても、いつかはその日は、やってくる。
じゃ、今、生きている自分を、大切に自分らしく生きて見よう。一日、一日大切に生きよう」
あれから、数十年。
今、コロナで、新旧変化の激しい町の中。
私は、終わりに向かって、粛々と、でも、楽しく、歩いている。
あの時の事を、忘れずに。
昨日、私は、ゴルフは、あまり興味がないと、言いましたが、
ゴルフの好きな主人のお供で、ゴルフ場には、良く行きましたよ。
緑が、好き。
オーガスタのアメリカ・オープンにも。
日本人が、プレーをしていて
「誰かしら?」と、話していたら
「丸山茂樹です。私の主人です」と
隣の婦人に言われました😲
あの時、無くなっていたら、
こんな経験もなく、
キルトも、作っていなかった。
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