kobutayabutaのブログ

アメリカで、ギルド、ビーに10年参加。

能登のカモメ

義母は、93歳で逝きました。 

風邪気味だと、一週間、床につき。

私は、義母の太ももを擦っていました。

そこが、痛いと言うので。

暫くして「おばあちゃん、いややったら、止めるよ。大丈夫?」

「お願い、続けて」

私は、ゆっくり擦り続けました。

義母は、暫くして、逝きました。

人は、誰かと繋がっている事で、とても安心するのですね。

心もですが、体もね。

手をそっと繋ぐだけで「一人じゃない」と、誰もが、安心します。

安心って、大事。


私は、義母が、大好きでした。

夫と結婚して暫くして、義母に

「僕の体重越したら、離婚だからなと

言われました。」と。

義母は、笑って「大丈夫。貴女が離婚されたら、私達が、貴女を選びます。

息子と、縁を切って」


義母は、ずっと私の味方でした。

義父は、もっと。

結婚前は、二人共、大反対でしたよ。

体が悪く、子供も、産めない(医師に言われてました)安い給料の息子を、助けられそうもないお嬢様育ち。

誰でも反対しますよね。


感謝しかないです。 


私は、「不思議な男の子」にあった以上に、この義父母に会えて、幸せでした。


能登も、私の好きな場所。