kobutayabutaのブログ

アメリカで、ギルド、ビーに10年参加。

出来た!


こんな朝焼けの日に

退院してきました。


ある日

いつものように定期検診に、行ったら

突然「ごめんなさい。入院して下さい」

自覚症状は、まったくありません。

血糖値が、跳ね上がっていました。


今まで、数値を指摘されたことも無く

糖尿病予備軍とさえ

言われた事は、ありません。


ともかく、入院して

二週間のカリキュラムで、

午前と午後、1〜2時間

栄養士

薬剤師

看護師

検査技師

そして医師

から、講義を受けました。一対一でです。

最初に言われたのは

「貴女が、貴女の主治医ですから

しっかり学んで下さい」

その間に

血液検査、エコーなどを受け

原因を探し、薬を探す時間でした。

元気でしたし、結構暇だったので、

キルト作りもしていました。


台所に立つこともなく

時間は、たっぷりあり、持参した布は、

縫い上げてしまい

無駄な縫い物までしましたよ。

時々、翻訳も頼まれました。


主治医との時間では

私の生き方や幕引きの考え等も

話し合い

「中々、日本人は、そこまで、深く考える方は、少なく、議論も出来づらい。貴女のようにはっきり御自分の考えをお持ちの方には、私達も添っていきたい」と、言われました。


結果として

今、何かの治療は、必要がないと言われ

退院しました。


娘は「ストレスでしょう。がん末期の方が、痛みを我慢しすぎストレスを感じると、血糖値が、600を越える事も、」

私もストレスは、感じていましたが、

キルト作りで、解消出来ていると感じていました。



これからは、

今までより

より、ゆったり、のんびり

暮らして行こうと

思っています。


赤ちゃんが、

泣いて産まれて来るように

(悲しいのではなく、自分の存在をアピールするため?)

私も、常々「あちらに行くのは、楽しみでしかない」と言っていますが

その私も、泣いてから逝くのだろうな、と思いました。

悲しいからではなく

自分の人生の幕引きへの感慨(?)


素敵な人に

沢山、会いました。

ありがとう。感謝。