秋を迎える
直前の雷雨に
心配しました。
「大文字」こそ点火を10分遅らせましたが
最後の「鳥居」は、きっちり定時に点火
今年も無事に、お先祖様を
お送り出来ました。
保存会の方々は
大変なご苦労ですが、皆さん
「私達にとっては、お正月より大切で、楽しい」とおっしゃいます。
小学校卒業と同時に、保存会の准会員になり、保存会を支えて行くのです。
昔は、地域の長男に限られ、父親、お祖父ちゃんの背中を見て、育って行くのだそうです。
7月に入ると、周りの木々の伐採から、床技作り。
暑い中、本当に大変ですが、
若い人達もみんな「楽しい」と、
口を揃えます。
10月22日の鞍馬の火祭も
地元の方は
「私達は、火祭が一年の始まりで
一年の終わり」と、おっしゃいます。
祇園祭は、言わずもがなです。
日本の祭りって
そういう所があり、続いて来たのでしょうね。
送り火が、終わると
急に秋の気配が、訪れるのが
京都ですが、
果たして、今年は?
さて、クイズの答
「大文字」は、御所の北
相国寺を向いていると、言われています。
足利義政が、24歳で亡くなった息子の為に、
銀閣寺の所領であった如意が嶽に
火を灯させ、墓地のあった相国寺に向けたというのが、有力な説だそうです。
他の4山は
それぞれに地元の社寺を向き
それぞれの地元の人々の
ご先祖様を、送られるそうです。
私の一番好きな送り火は、
「舟形」そして、西方寺。
あんまり言いたくないのですが、
鴨川にかかる橋から
舟形に、手を合わせる時
さっきまで、ご先祖様が
共にいたと、無条件に
信じられ
守られていると、確信します。
みなさんも、良い一年を。
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