この町には

地域限定のお漬物が有ります。

「大原の柴漬け」

「上賀茂のすぐき漬け」

そして「松ヶ崎の菜の花漬け」

菜の花漬けは、シーズンも短いので、あまり知られてはいませんが、

色を愛でる塩漬けと、味を楽しむ古漬けがあり、私は、古漬け派。

娘が、予約販売のものを、買って来てくれた。

先日は

鞍馬の辻井さんの

アサリの佃煮

しののめさんの

ちりめんじゃこ

を、頂いた。

美味しいものの

沢山ある町に暮し、幸せ。

「いりもの」の私達も

し・あ・わ・せに、

暮らさせて頂き、感謝。

表

裏

叔母の形見です。

ある日、叔母が、このコートを着てきました。

褒めたら、「じゃ、上げる」と。

紳士服の仕立て屋さんで、作って頂いたとか。

それから、数年、叔母は、突然

叔父の後を追って4ヶ月後、逝ってしまいました。

叔父に供える花を持って

倒れていました。

お盆の暑い日

熱中症だったようです。

叔母は、まだ、生きる積もりだったんですよ。

樹木希林さんの娘さんが、

先日、話していました。

亡くなる前

「お母さん、私はお父さんと、暮らしたことがない。お母さんが逝ったら、私はどうしたらいいの？」

「大丈夫よ。私が逝く時は、必ずお父さんを連れて行くから」

そして、希林さんの半年後、内田さんは、連れて行かれた。

そんな事、あるんだ！と

叔母の最期を思った。

このコートは、中々、着る機会が、なかったけど、

私も年を重ねた今、着てみようかな？