Feed Sack
フィードサックの話は、これからも、何度か出てくると、思いますが、今回は、最初の一歩❤️
ある日、ドット・デイビスが、私に「プレゼントがあるの。」と。
彼女が、週末に出かけたアンティークショップで、見つけたと、一枚のキルトを広げました。
「???」
それは、フェイク・パッチワークのキルト。四隅には、フィードサック様の花柄が着いていましたが、なんの変哲もない一枚です。
不平顔の私に、ドットは、キルトを裏返しました。
長い布が、ストライブ状に、繋がれていましたが、みんなフィードサックなのです。
今では、フィードサックは、貴重な高価な布になりましたが、多分、このキルトをつくっ人にとって、フィードサックよりも、フェイクパッチの布の方が、価値があったのかもしれません。
フィードサックは、目が荒く織られ、柔らかく、子供の衣類に再生される事が、多かったのですが、バーバラ・イートンは「主人のパンツも作った」と。
ある年、化学繊維が、大量生産された時も、キルターは、木綿より高価な化学繊維を使いましたし、ミシンが、入ってくると、ミシンで、パッチする事が、自慢になりました。「私は、ミシンを持っているの」と、自慢をするために。
そういう時代の背景は、テキサスのギルド、トップ、キャサリン・マクレディの専門で、私達は、時々、彼女から、講義を受けました。キャサリンは、膨大なフィードサックのコレクターでもあり、
私は、沢山のフィードサックを彼女から、譲り受けました。
様々な、価値観は、時代に揺さぶられるもので、今、アメリカでは、ミシンとも呼べないマシーンでの「ミシンキルト」が、広がっていますが、100年後にも、価値が認められるような「もの」をしっかり、見つめながら、歩き、次の世代にも、繋げて行きたいものです。
アン・ロング、メアリー・メイヤー、そして、私は、そういう「古風」な、所で、気があっていました。
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